英語に訳しやすい日本語文をつくる

英語に訳しやすい日本語文をつくる

当レッスンでは英文法をはじめ、日英訳、英日訳、そしてフリートーキングまでバランスよく学習することをモットーとしており、その中でも力を入れているのが英語にしやすい日本語文をつくる作業です。

「中学レベルの英語の文法知識があれば日常会話は話せる」と言う人が、それだけでは十分とは言えません。もとになる難しい日本語を中学レベル、もしくは小学レベルまで下げる作業が必要です。 例えば「その会社の歴史は約100年前にさかのぼります」という日本語を英語にするとしましょう。

会社company、歴史=historyまでは分かるとして「さかのぼる」が分からないと仮定しましょう。 多くの人はここで固まってしまい、考え込んでしまいます。大切なのは言葉を訳のではなく、情報を伝えることです。

必要な情報を伝えることが出来るのであれば、使う言葉は違っても良いわけです。逆の立場で考えてみましょう。 もし、日本語を学習している外国人に「その会社の歴史は約100年前にさかのぼります」と説明した時「さかのぼる、とはどういう意味ですか?」と聞かれたら、どのように説明しますか?

「100年前に始まった」としてはいかがでしょうか?これで必要な情報は伝わるのではないでしょうか。日本語初級レベルの外国人の場合、「さかのぼる」という言葉は分からなくても「始まる」という言葉を知っている可能性は大きいはずです。つぎに不必要な言葉を取り除きます。

「歴史」を取り除き「その会社は100年ほど前に始まりました」としても情報は伝わります。 すると
The company started about a hundred years ago.
となり、中学レベルの英語で情報を伝えることができるわけです。

一所懸命に難しい言葉を使おうとして言葉に詰まってしまったのでは、肝心な情報を伝えることができません。コミュニケーションでは情報を伝えるこが最も重要なことです。 レベルの高い語彙を増やすのはそれからでも遅くはありません。

このような学習をレッスンの中で行うことで効率よく英会話を上達させることが可能になります。